・・・6つの係数(2)でお話ししました「終価係数」に続き、6つの係数を順に見ていきましょう。

現価係数(必要元本計算)

「現価とは」スタート時点の金額

終価係数は運用スタート時の金額からゴールの金額を一発で計算する係数でした。現価係数はこれとは反対にゴールの金額(目標額など)を決め、そこからスタートの金額を割り出す係数なのです。

終価係数を裏返したイメージです。セットで覚えておくといいでしょう。「20年後」など将来のある時点で必要な金額を先に打ち立て、3%など、一定の利率で複利運用(積み立てではなく寝かせておくだけ)するなら、今現在いくら必要か、という計算に使います。

これは終価係数の逆の計算になります。先ほどの計算工程は、

1,000万円→[3%で20年運用:×1.8061(終価係数)]→1,806万円

という計算でした。ですから20年後に1,806万円必要であれば、1,000万円を3%で複利運用で寝かせておけばよい、という訳です。計算式は

1,806万円÷1.8061(終価係数)=1,000万円

となります。

「あれ? 主役の「現価係数」が出てこなかった?」

そうです。終価係数があれば現価係数はいりません。実は現価係数とは終価係数の逆数なのです。20年3%の現価係数は「0.5537」(1÷1.8061)です。こちらを使って計算してもちゃんと

1,806万円×0.5537=1,000万円

と出てきます。6つの係数のうち、終価係数と現価係数は表と裏の関係でセットで覚えておきましょう。この2つはまとまった金額を寝かせ運用する場合に使います。言わば「寝かせグループ」です。

残りの4つは積み立てたり取り崩したりする場合に使う係数です。それぞれ対になっている相方があり、2つづつグループで分類しておくと便利です。

先ずは「積み立てグループ」の2つをご紹介しましょう。

 

 

出題事項の詳細解説